日本でも一般的に食べられているキムチ(김치)。
普通に日本のメーカーが作っているキムチも甘めで美味しいですが、たまには韓国本場の少し酸味のあるキムチも食べたくなりますよね。
そこで、今回は日本でも家で簡単に作れるキムチ(김치)のレシピ・作り方を紹介します!
韓国のお母さんの直伝レシピなのできっと美味しいはず。
ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。
キムチ(김치)は韓国文化!
韓国ではキムチを自家製で作る家庭が今も多くあります。
一般的に1年に1度、毎年11月中旬から12月初旬にキムチを漬ける習慣があります。
このことを김장(キムジャン)といいます。
少し寒くなってきて白菜が1番美味しい季節に合わせてキムジャンは行われます。
1年分を1回でまとめて漬け込むので、びっくりするのがその材料の量!
4人家族の家庭だと20~30株の白菜を使うそうです。
そして、キムジャンの日の楽しみといえば、出来立てのキムチとポッサム(茹で豚)を一緒に食べること!
これはキムジャンをする韓国人のほぼ100%の人がするんじゃないかと思います。
これが韓国のキムジャン文化です!
キムチの材料
大根:2本
小ネギ:2束
粗塩:白菜の重量に対して5%量
<調味料>
唐辛子粉:1.5カップ
アミの塩辛:大さじ5
イワシ魚醤(멸치액젓):1/2カップ
梨:1個
ニンニクのみじん切り:大さじ8
しょうがのみじん切り:大さじ4
もち米粉:大さじ3
砂糖:大さじ3
キムチ(김치)のレシピ・作り方
キムチのレシピを紹介していきます!
まずは材料の下準備、その後ヤンニョムを作って最後に合わせていきます。
STEP1: 材料の下準備
1.白菜を準備します
まずは白菜をよく洗い、4等分にします。
この時、白菜のおしり部分に包丁で「+」マークで跡を入れ、手で割くと簡単です◎
2.白菜を塩漬けします
白菜の重量に対して5%ほどの量の粗塩と白菜がかぶるくらいの水をいれて塩漬けしていきます。
たまに白菜の位置を変えながら、白菜がしんなりするまで、約5時間ほど放置します。
3.水で塩気を落とします
白菜がしんなりしたら、水で塩気を落とします。
水で3回ほどよくすすぎ、水気をしっかり切りましょう。
4.大根と小葱の下準備をします
大根は水気が出過ぎないように、少し太めの千切りに切ります。
小ネギは5㎝ほどの長さに切りましょう。
STEP2: キムチのヤンニョム準備
1.米粉を使います
鍋に水をいれ、温まってきたらもち米粉を入れ、ドロドロになるまで溶かします。
その後、火を止め完全に冷まします。
2.ヤンニョムを混ぜます
すりおろした梨、みじん切りしたニンニク、しょうがと、唐辛子粉、アミの塩辛、イワシ魚醤、溶かしたもち米粉をよく混ぜ合わせます。
すべてがしっかり混ぜ合わさったら切っておいた大根、小ネギも一緒に混ぜます。
STEP3: 全てを合わせる
1.キムチヤンニョムを白菜に塗ります
白菜が入るくらいのボールを準備し、キムチヤンニョムを白菜に塗っていきます。
白菜のかたい部分にはたっぷり、葉の部分にはヤンニョムを塗りつけるくらいで大丈夫です。
ひとつが塗り終わったら、外側の大きな葉で白菜を包むようにくるくる巻いておきます。
2.保存容器に敷き詰めます
白菜にキムチヤンニョムをつけていきながら、保存容器に隙間なく敷き詰めていきます。
こうすることでしっかりキムチヤンニョムが白菜に染み込んでいきます。
全てできたら、1日目は日陰で常温保存し、2日目以降は冷蔵庫に入れて保管します。
3.完成!
まだ浅漬けの状態ですが、出来立てのキムチです。
キムジャンをした日の夜ご飯はこの浅漬けのキムチとポッサムをサンチュで巻いて食べます!
まとめ
キムチ作りは作業自体は大変ですが、作ってみると意外と難しくありません…!
1回漬けてしまえば長期間保存できて、おかずにしたりキムチチゲを作るときに使っても美味しいです。
皆さんも時間がある時に家で作ってみてくださいね!