韓国語のパッチム(받침)を分かりやすく解説!

KOREAN

韓国語を勉強していく中で一番最初にぶつかる壁のひとつが【パッチム(받침)】ではないでしょうか?
パッチムはルールさえ覚えてしまえば、そんなに難しいことではありません。

今回の記事では、分かりやすくパッチムを解説していきます♪
韓国語の勉強を始めたばかりの人も是非参考にパッチムをマスターしましょう。
 

パッチムとは?

韓国語はハングルの組み合わせで成り立ち、2つのパターンがあります。

 

① 初声(子音)+中声(母音)
② 初声(子音)+中声(母音)+終声(パッチム)

パターン②がパッチムを使う場合になります。
パッチムが下から上のハングルを支えるイメージで終声部分で音を締める役割を担います。

꽃(花) という単語の場合

‘ㄲ (初声)’‘ㅗ (中声)’‘ㅊ (終声)’

表記上はㅊパッチムですが
発音するときには’ㅊ’パッチムが ‘ㄷ’ の発音になりと読みます。

パッチムのパターン7つ

まとめてみると…
(表記上) → (発音上)


ㄱ / ㅋ / ㄲ →
ㄷ / ㅌ / ㅅ / ㅆ / ㅈ / ㅊ / ㅎ →
ㅂ / ㅍ →
ㄴ →
ㅁ →
ㅇ →
ㄹ →

このように表記上のハングルが7つの発音のグループに分けられます。
バッチムによって発音が変わるので、これさえ覚えてしまえば問題ありません…!

パッチムが含まれる単語

パッチムの7つのパターンが分かったところで実際にパッチムが含まれる単語を見ていきましょう。
よく使われる単語から覚えるのがおすすめですよ♪

실패 : 失敗
연말 : 年末
연시 : 年始
아침 : 朝
점심 : 昼
저녁 : 夜
곰탕 : コムタン
간장 : 醤油
걱정 : 心配

 

 

二重パッチム

今まで見てきたバッチムはすべて1つのハングルで構成されていました。
が、パッチムの中には2つのハングルで構成された【ダブルパッチム(二重パッチム)】とよばれるものもあります。

읽다(読む)という単語の場合

읽다‘ㅇ(初声)’‘ㅣ(中声)’‘ㄺ(終声)’

最後のバッチム(終声)部分が二重パッチムですね。
発音はㄹを読まないで 익다 になります。

二重パッチムは2つのハングルのうち1つしか発音しないのがポイント!

二重パッチムのパターン2つ

ㄺ / ㄻ / ㄿ 右側を発音
ㄳ / ㄵ / ㄶ / ㅀ / ㄾ / ㅄ / ㄽ / ㄼ 左側を発音

二重パッチムに関しては上の2つのパターンさえ覚えれば問題ありません!

二重パッチムが含まれる単語

: 鶏
늙다 : 年を取る
삶다 : 煮る
밟다 : 踏む
없다 : 無い 
앉다 : 座る
많다 : 多い
싫다 : 嫌だ
넓다 :広い

上の単語の場合…
ㄺ / ㄻ / ㄿ の3つは二重パッチムの右側を発音します。
先ほど説明した二重パッチムのルールを頭の中に入れておくと、新しい単語に出会った時も正しく発音することができますよ♪

まとめ

韓国語で大切なバッチムのルールは理解できましたか?
バッチムができれば、韓国語の発音がもっと良くなっていきます!
ルールさえ理解できればそんなに難しいものではないので、韓国語初心者はじっくり理解を深めておくのがおすすめ♪

バッチムに関連した連音化という法則も併せて理解しておきましょう!

오늘도 감사합니당!뿅!